ベンチャーズに憧れて

昔ちょっと変わった友人がいました。
その友人は、学生時代に思い切り音楽にハマっていました。
私の世代は日本のロック界もかなり盛り上がっていたので、そのアーティストに憧れて音楽を始めるというのは決して珍しいものではありませんでした。
でも、その友人は、ベンチャーズに憧れて音楽をはじめたんです。

ベンチャーズに憧れて音楽を始めるという日本人はあまり多くなかっただけに、かなり驚いたのはもちろん、彼がとにかく楽器の演奏も、歌もからっきしだめだったのが本当に印象的でした。

もう少し練習したら良いのに…と他人の私が思うくらいに本当に下手くそでしたが、その一方でやる気だけは凄まじく、ギター、ベース、ドラムなどあらゆる楽器に手を出しては高額な楽器を必死でアルバイトをしながら購入していたんです。

結局、その友人はプロが使うような高額な楽器を購入しては次の楽器に、と流れていき、最終的にはなぜかオカリナの演奏にハマっていました。
オカリナだけは他の誰よりも上手で、その音色にはまったりした気持ちにさせてもらいました。

ちなみにベンチャーズのブルドッグはおすすめです。